よくあるご質問
Frequently Asked Questions

【 入試について 】

所属希望領域はどのようにして決めたらいいですか?

当研究科では、出願前にご自身の研究したい内容と各研究領域とのマッチングを確認していただくための事前面談を行っています。また、募集要項に各領域の問い合わせ先を掲載しており、メールや電話で領域教員にご相談いただける機会も設けています。所属領域に迷われた場合は、各領域の先生にご相談ください。
出願資格審査を受験される方は、出願資格審査受験時に研究内容のマッチングを確認していただきますので、あらためて事前面談を受ける必要はありません。ただし、出願資格審査合格後に志望領域を変更される場合は、新たな志望領域の事前面談を受けていただくことが必要となります。
英語スコアは、どれぐらいのレベルが必要ですか?

博士論文を作成するにあたり、英語の学術論文を読み説く力や、英語で開催されるセミナーを聴き、理解できる力が必要となるため、それに相応するようなスコアを獲得することが望ましいと考えられます。
しかしながら、外部の英語試験のスコアのみで合否を判定することはなく、口述試験(プレゼンテーション)の結果を合わせて総合的に合否を判定します。
英語試験のスコアは、何年前くらいまでのものが適用になりますか?

スコアの有効期限は設けておりませんが、現在の英語力を証明するものとして、直近に受験された試験のスコアが望ましいと考えます。
英語試験のスコアレポートが、入試当日までに手元に届きません。ウェブ上で公開されるスコアレポートをプリントアウトして提出してもいいですか?

外部英語試験のスコアレポートや合格証明書等は、英語試験主催団体から公式に発行されるスコアレポート等の提出が必要となります。ウェブ上で公開されたスコア等を印刷したものは、公式に発行された書類として認められません。
外部の英語試験を受験される場合は、出願期間まで(最終、試験当日まで)に公式のスコアレポート等が手元に届くことを必ず確認してください。
希望する領域の事前面談をうけましたが、他講座・他領域の事前面談も受けることはできますか?

事前面談は、複数の講座・領域で受けていただくことができます。
事前面談は、希望の講座・領域との研究内容のマッチングを確認いただくために実施しています。事前にメール等で研究内容がマッチするかを問い合わせたうえで、事前面談を申し込んでいただいても結構です。
大学院入試にあたり、どのような具体的な準備をするとよいのか教えてください。

まずは、外部英語試験のスコア等を出願期日までに提出できるか、最終期限として試験日当日に持参できるかを必ずご確認ください。これから英語試験を受けられる場合は、スコア発行日を確認のうえ受験するようにしてください。英語スコアの提出がない場合は当日試験会場にお越しいただいても受験を認められませんので、ご注意ください。
口述試験では、今後の研究計画等についてプレゼンテーションを行っていただきます。プレゼンテーションに必要な資料は、募集要項の内容を確認のうえご準備ください。試験は発表時間10分、質疑応答10分、計20分で実施します。パソコンは使用せず、プリントアウトされたレジュメとスライド資料を基に発表していただきます。これらを踏まえてご準備ください。
短大専攻科を卒業し、出願資格で修士課程に入りました。出願書類に学部と大学院両方の成績証明書の
  提出とありますが、短大専攻科が最終学歴であれば、それを提出でよろしいでしょうか?

修士課程入学以前の最終学歴が短大専攻科の場合は、「学部の成績証明書」は短大専攻科のものをご提出ください。高等専門学校、専修学校が最終学歴となる場合も、それぞれの成績証明書をご提出ください。
心理系からの進学者は臨床心理の方が多いかと思うのですが、基礎心理からの進学者はおられますか?

在学中の学生、修了生のなかには、基礎心理(実験系を含む)出身の方が数名おられます。実験心理学と臨床心理学のバックグラウンドをもって入学し、修了された現在は多岐にわたる専門分野で活躍されている修了生の方もおられます。また、基礎心理学、実験心理学がバックグラウンドの先生方もおられますので、基礎心理の方の受入も充分に可能です。
    

【 出願資格審査について 】

出願資格審査を受ける場合、在職証明書は直近のものだけでよいでしょうか?それとも、過去全ての
  ものが必要でしょうか?

実務経験の期間を証明する在職期間証明書は、出願資格にあわせて必要な年数分の実務経験期間証明の提出が必要となります。必要年数以上の実務経験期間証明の提出は、任意となります。
第1回入試出願資格審査に合格して、第1回入学試験に通らなかった場合は、第2回入試も受けること
  ができますか?

できます。出願資格は年度をまたいでも有効ですので、第2回以降の入試も受験していただくことができます。
    

【 授業について 】

連合大学院では、どのような授業を受講できますか?

当研究科で受講できる授業は、以下のとおりです。

●導入科目
生命科学系科目、医療系科目、社会・心理系科目の各領域共通の基礎講義科目により、基礎学力を担保するための講義形式の科目で、1年次に履修します。

●演習科目
3~4日間の集中講義形式の講義・実習科目です。実習では高度臨床・研究の実践の場、またカンファレンスに参加し、体験したことを基に一つのテーマについて最新の論文を引用したレポートを作成します。2年次から履修します。

●高度専門科目(特論科目)
各講座の指導教員の下で、定期的に講座のゼミナールに出席して専門知識を深めると同時に、選択した研究課題について臨床・基礎研究を行って、博士論文をまとめます。2~3年次に履修します。

導入科目の中から10単位(必修2単位を含む)以上、演習科目から8単位以上、高度専門科目から12単位以上の合計30単位以上を履修します。
連合大学院の授業は、どうやって受講するのですか?

1年次配当の「導入科目」は、各校の講義室に設置されたテレビ会議システムやZoomなどのオンライン配信ツールを使用して授業を行います。授業は、各配属校の講義室で、オンライン配信ツールの場合は講義室のほか自宅、職場などでリアルタイムの授業を受講することができます。
2年次配当の「演習科目」は、演習が開講される校に移動し、3~4日間の集中講義形式で受講します。
現在の1年時の講義は、リモートと対面の割合はどれくらいでしょうか?

2022年度はコロナ禍にあることから、導入科目授業はほぼオンライン配信で行っています。
社会人入学を予定しています。授業はe-Learningで受講できると聞きましたが、e-Learningのみで
  全授業を受講し、修了することはできますか?

導入科目はe-Learning(リアルタイムの授業を収録した動画)での受講が可能です。
授業における出席は、対面またはテレビ会議システムやオンライン配信ツールによりリアルタイムで受講することを原則としています。やむを得ずリアルタイムでの受講ができない場合は、e-Learning教材を視聴し、授業担当教員から与えられる課題を提出することにより出席とみなします。
演習科目は、開講校で実施される実習への参加が必須となるため、全授業をe-Learningでの受講のみで修了することはできません。
当研究科では、導入科目のe-Learning教材による復習、演習科目の夏期開講など、社会人学生が学びやすいように配慮しています。
導入科目は1年次、演習科目は2年次に履修するようですが、導入科目を2年次以降に履修することも
  できますか?

2年次に導入科目を履修することもできます。
しかし、導入科目は研究を行うにあたっての基礎知識を身につけることを目的としていることから、できる限り1年次に履修しておくことが望ましいです。
演習科目を全日程参加することができませんが、受講することはできますか?

演習科目は、開講される全日程に参加することが必要です。
演習受講の際には、全日参加できるようスケジュールを調整してください。
演習科目の開講地・開講時期はどの時点で、いつわかるのでしょうか?

次年度の演習科目の開講地および日程は、3月上旬ごろにお知らせいたします。

【 研究・学位について 】

指導教員以外の先生から、指導を受けることはできますか?

当研究科では、学生が多様な研究分野の教員から幅広く研究指導を受けられることを重視しています。
学生の希望を考慮し、研究分野に応じて副指導教員を定めることができます。
社会人入学を予定していますが、仕事との両立を考えると3年間で学位を修得できるか不安です。

定まった職業を有する方、出産・育児・介護・病気や障がいに伴う療養等を行う必要のある方を対象に、最長4年間の在学年限で計画的に履修し、課程を修了することを認める『長期履修制度』を導入しています。
入学後の研究テーマについては、どれぐらいの自由度がありますか?所属校の研究テーマに合わせる
  必要はありますか?

研究テーマは、ご自身の研究したい内容を基に、配属校の指導教員と相談のうえで決めていただきます。所属校の研究テーマに合わせる必要はありません。
学振特別研究員DC1への出願は可能ですか?

可能です。
学位取得論文のタイトルをいくつか拝見したところ、医学系の研究が主なように感じられました。社会
  福祉学の修士号をお持ちの方(人文社会学系のベースの方)などの研究は、どのようなものがあります
  か?(医学・統計などを用いる心理学以外の学位論文はあるでしょうか?)

連合小児発達学研究科は文理融合型の研究科で、人文社会学系出身の方も医学や生物学、教育学などの知識を身に着けたうえで研究をおこなうため、医学系の研究論文が主ということはありません。医学、統計を用いた心理学以外の学位論文も多数あります。
    

【 学生生活について 】

大阪校以外に所属しますが、所属校の図書館などを利用することはできますか?
  また、大阪大学の図書館を利用することができますか?

所属校が大阪大学以外の場合でも、所属校の正規生と同じように施設を利用していただけます。
大阪大学の図書館は、学生証が入館証となりますので、手続き不要でご利用いただけます。また、学外から電子ジャーナルやデータベースを閲覧することもできます。
所属校が遠方のため、自宅に近い他校で授業を受けたいのですが、可能ですか?

当研究科では5大学間での学生の受け入れを行っていますので、導入科目講義を所属校以外の講義室から参加することも可能です。
たとえば、浜松校所属の学生が「出張で千葉にいくので、〇月〇日の授業は千葉校で受講したい」と希望する場合は、事前に申し出ていただくことにより千葉校の講義室で授業を受けていただくことができます。
所属校以外で継続的に講義に出席したい場合は、必ず入学前にご相談ください。
入学料や授業料を免除する制度はありますか?

大阪大学では、奨学支援の一環として、本人の申請に基づき選考等のうえ、予算の範囲で入学料や授業料の免除が認められる制度や、納入期限が猶予される制度等があります。
経済的理由や家庭の事情等により納入が困難な状況にあるときは、本学のホームページに掲載する案内や情報をよく確認してください。
奨学金の制度はありますか?

研究科としての独自の奨学金制度はありません。
経済的理由により学資の支弁が困難である場合は、日本学生支援機構奨学金制度の利用をご検討ください。ただし、貸与奨学金は返済の義務がありますのでご注意ください。
その他、地方公共団体や民間奨学団体奨学会による奨学金制度もあります。情報は随時お知らせします。
自宅から遠方の大学に通われている方はいらっしゃいますか?また、進学のために引っ越しされる方は
  おられますか?

自宅から遠方の大学に通われている方もおられますし、論文を書くにあたり、D3の1年間は飛行機や新幹線に乗って週1,2回通学し、学位を取られた方もおられます。
また、入学にあたって遠方から大学のある場所に引っ越しをされた方もおられます。
育児との両立をされている方はいますか?

たくさんおられます。

【 就職について 】

課程修了後、どのようなところに就職できますか?

社会人学生の方が多いことから、そのままの職を続けられる方がいらっしゃる一方、大学の教員や研究員、病院、行政、教育委員会など、多数の修了生が研究科で得られた知識や経験を活かし、全国で活躍されています。

【お問い合わせ先】

大阪大学医学系研究科総務課連合研究科担当
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-2
TEL:06-6879-3026,3445  FAX:06-6879-3347

ページのトップへ戻る