行動特性に関する研究
- 脳は様々な機能を司っています。が、走る速さ、縄跳びのうまさ、などは人により大きく変わってきます。これらが、脳とどのように関連するかを発達障がいの子どもを中心に、画像、視線計測など、様々なモダリティを駆使して調べています。
- 業 績
実行機能研究
- 実行機能とは、優先順位をつける、計画を立てる、計画を修正する、自分の行動が良かったか振り返る、など、日々の活動を効率よく行うためには欠かせない脳機能です。これらがどのように発達するのか、また簡便に評価できるツールの標準化を行っています。睡眠が十分でないと実行機能が障害されます。中学生で睡眠が悪いと実行機能が低下することを報告しました。
- 業 績
発達障害リスク、発達軌跡に関する研究
- 我々は発達障害外来を受診した患者さんの後方視的解析により、周産期の異常や低出生体重、高出生体重、不妊治療などが発達障害のリスクになることを報告しました。また、家庭での問題がないこと、早期に相談・療育を開始していることが発達の軌跡を改善させることを報告しました。
また、東南アジアの施設と連携して、神経発達症の国際レジストリを構築し、3000人以上の患者のデータを収集しています。この解析により、発達障がいのリスク、文化的要因の関与などについて、明らかにすることを目指しています。
- 業 績
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