機関誌「子どものこころと脳の発達」について
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ご挨拶
弊誌「子どものこころと脳の発達」は、大学院大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学連合小児発達学研究科(以下、連合小児発達学研究科)の設立を契機として、その研究成果を広く社会に発信する紀要として、また子どものこころと脳の発達に関する多様なエビデンスを体系的に紹介する学術雑誌として、2010年6月20日に創刊されました。
連合小児発達学研究科は、医学および神経科学にとどまらず、教育学、心理学、保健学、看護学など多岐にわたる分野の研究者が連携・協働し、学際的アプローチのもとで子どもの健やかな発達を総合的に解明することを理念として設立されたものです。こうした理念を背景に、弊誌においても多様な専門領域に基づく研究成果を幅広く収載しており、分野横断的知見が融合するユニークな学術媒体として発展してまいりました。
さらに、第11号以降はオンライン化を実現し、国内外を問わずより多くの読者にアクセス可能な環境を整備しております。これにより、研究者のみならず臨床・教育現場に携わる専門職、さらには本分野に関心を有する一般の方々にも、有用な知見を広く提供することを目指しております。
加えて、本誌では、これから研究に取り組もうとする方々や研究を始めたばかりの若手研究者にも理解しやすい特集を企画し、研究の基礎的視点や方法論についても丁寧に解説しております。
本誌を通じて、子どものこころと脳の発達に関する研究への関心が一層高まり、何が信頼に足るエビデンスであるのか、そして子どもの健やかな成長にとって真に重要な要素は何であるのかについて、読者の皆様が深く学び取られることを心より願っております。
令和8年4月1日
機関紙「子どものこころと脳の発達」編集委員会
編集委員長 毛利育子

